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    トヨタの非接触充電とは



    トヨタ自動車は、米ワイトリシティ(WiTricity Corporation)と車両向け
    非接触充電における技術提携で合意しました。

    ワイトリシティの非接触充電技術は共鳴方式と呼ばれ、
    充電器と機器の距離が大きくなっても高い効率で電力を伝送できるという。

    共鳴方式の特徴は、
    送電側(充電器)
    受電側(車両)
    がある程度離れていても高い効率で電力を送れ、
    位置ずれに対する許容度が高い。

    理論はMITが2006年に発表したものです。


    標準規格の策定は、
    CEA(Consumer Electronics Association)
    SAE(Society of Automotive Engineers)
    が進めています。

    具体的には、
    共振周波数を一致させた送電側コイルと受電側コイルを用意します。
    送電側コイルには高周波電力を供給して電磁界を形成させます。
    供給した電力の多くは、電界または磁界として、共振周波数で振動しながら存在しています。

    電界および磁界が空間に形成された領域に受電側コイルを置くと、受電側コイルの
    共振周波数が、電界および磁界の振動周波数と一致しているために、途端にエネルギー
    の伝搬路が形成されて電力が受電側に送られる。
    送電側コイルと受電側コイルは互いに強く結合しているため、コイル間の距離が
    広がったとしても、高い伝送効率を維持できることになります。


    高い効率で電力を送れる範囲について
    送電側コイル付近の近傍界と、送電側コイルから離れた遠方界があります。

    遠方界:電磁界がどんどん遠くに伝わっていく成分(放射電磁界)が優位な領域。
    一般的な無線通信を実現しています。

    近傍界:エネルギの放射に寄与せずにエネルギーをコイル周辺に蓄える電磁界成分
    が優位な領域。
    共鳴方式では、この近傍界を電力のやりとりに使います。



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    [ 2011年04月29日 07:29 ] カテゴリ:工学 | TB(0) | CM(0)
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