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    伝説の国語教師 橋本武さん 



    橋本武さんは灘中学、高校で50年に渡り教壇に立ち、
    教科書を使わないというユニークな授業で伝説の国語
    教師と呼ばれています。

    現在は98歳。2011年6月18日、27年ぶりに
    灘中学で授業を行いました。

    教え子には遠藤周作など、多くの著名人がいるそうです。

    教科書を使わない。というのは、戦後、軍国主義的な
    記述に墨塗りをした教科書を止め、中勘助の小説
    「銀の匙」を徹底的に読み込む授業を始めました。
    文章の美しさに惚れていたそうです。

    抜粋
    天気のいい日には伯母さんはアラビアンナイトの化けものみたいに
    背中にくっついてる私を背負いだして年よりの足のつづくかぎり気に
    いりそうなところをつれてあるく。じき裏の路地の奥に蓬莱豆を
    こしらえる家があって倶梨迦羅紋紋の男たちが犢鼻褌ひとつの向こう
    鉢巻で唄をうたいながら豆を煎ってたが、そこは鬼みたいな男たち
    がこわいのと、がらがらいう音が頭の心へひびくのとできらいであった。
    私はもしそうしたいやなところへつれて行かれればじきにべそをかいて
    からだをねじくる。そして行きたいほうへ黙って指さしをする。
    そうすると伯母さんはよく化けものの気もちをのみこんで間違いなく
    思うほうへつれていってくれた。
    - 中勘助 『銀の匙』 -

    物語を追体験するために駄菓子を配ったり、語句の説明から話が
    どんどん脇道にそれたり。
    生徒の興味を引き出す授業が評判を読んだそうです。

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    [ 2011年06月24日 17:05 ] カテゴリ:教育関連 | TB(0) | CM(0)
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