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    山本喜久教授 スパコンに新たな原理



    山本教授は米スタンフォード大学にも研究拠点を置く量子光学の
    研究の第一人者。
    国が選ぶ各分野のトップ研究者30人のうちの1人。
    iPS細胞で有名な山中伸弥教授と並ぶ存在です。

    山本喜久教授らは、超小型で新しいタイプの
    スーパーコンピューターを実現する計算原理を考案。
    光を利用して計算する「量子コンピューター」の一種とされ、
    計算結果を導く時間を大幅に短縮し、手のひらサイズのスパコン
    が実現可能という。
    現在のスパコンで年単位の時間がかかる計算をわずか1秒以内でできる。
    新薬や材料開発に威力を発揮するとみられ、民間企業と協力して
    コンピューターの試作機を5年後に完成する見通しです。

    原理は量子コンピューターの計算に利用。
    問題の入力から答えを求める際にレーザー光を活用。
    光回路に解きたい問題を組み込み、レーザー光を入れる。
    レーザー光は光回路に合う状態に変わり、答えを出すという仕組み。

    計算する条件が多数になり、数学的にも効率的に解きにくい難問とされる
    「NP完全問題」でも新原理なら対応できると期待されています。
    現在のスパコンはすべての候補を求めてから比較するため膨大な時間が必要
    とされるが、新原理ではこうした現在のスパコンの苦手分野を克服できる可能性
    があるとされる。
    要するに、たくさんの候補から最適な解を導くのに適しているようです。
    ただし、検算できないとうのが課題とされています。

    新原理に使うレーザーの光源や検出器などは通信回線ですでに商用化され、
    室温で動作するものだけを使い、消費電力も少ないので冷却装置も不要。
    小形な部品だけで装置が完成するため、手のひらに載る小形の箱のような
    コンピューターが可能になるそうです。

    今までの量子コンピューターは、量子状態が同時に2つありえる「重ね合わせ」や、
    離れた量子でも互いにつながって影響し合う「量子もつれ」などを利用していました。
    複数の入力に対して同時に計算できますが、量子を制御するのが難しいという課題が
    ありました。

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    [ 2011年09月18日 23:09 ] カテゴリ:工学 | TB(0) | CM(0)
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